
母乳実感って本当に使いやすいの?
混合育児でも乳頭混乱は起きない?
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事ではそんなお悩みを、実際に母乳実感を3ヶ月間使い続けた新米パパの体験談の観点から解決します。
具体的には
- 実際に使って分かったメリット・デメリット
- サイズ選びで失敗しないコツ
- 洗い方と消毒の実践テクニック
の順番にご紹介していきます。
この記事がおすすめな人
- 母乳実感を買うか迷っている新米ママ・パパ
- 混合育児で悩んでいるご家庭
- 出産準備中のプレママ・プレパパ
母乳育児と哺乳瓶授乳の両立が劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!
なぜ私たち夫婦は母乳実感を選んだのか

産院で初めて手にしたのがPigeonの哺乳瓶でした。
出産当日、妻は疲れ果てて母乳がまだ十分に出ず、助産師さんから渡された哺乳瓶で息子は初めてミルクを飲みました。ごくごくと飲み始めた姿を見て「ちゃんと飲めているんだ」と安心したことを今でも覚えています。
私は決心しました。「病院と一緒の哺乳瓶を使い、哺乳瓶をいらがらずに飲めること」が一番大事だと。
母乳実感を選んだ理由は3つ
- 赤ちゃんが産院で慣れていた
数日間使っていたので違和感なく飲んでくれました。新生児期に哺乳瓶を変えると嫌がるリスクがあるので、この「慣れ」は大きな安心材料でした。 - 母乳との併用がしやすい
乳首がママのおっぱいに近い形で、乳頭混乱が起きにくいと助産師さんに教わりました。妻が母乳育児を諦めたくない気持ちを尊重するなら、この特徴は必須でした。 - どこでも買える利便性
近所のドラッグストアで買い足しができる。深夜に乳首が破れても翌朝すぐ買いに行けて助かりました。
実際に3ヶ月使って分かった5つのメリット

- 乳頭混乱が起きず、母乳育児を続けられた
- パパでも授乳でき、育児参加のハードルが下がった
- 飲む量が見えるから安心
- 成長に合わせてサイズアップできる
- デザインが可愛く、疲れた時の癒やし
1.乳頭混乱が起きず、母乳育児を続けられた
母乳実感を使い始めて最初の1週間、「息子が哺乳瓶に慣れすぎて、おっぱいを嫌がるようになったらどうしよう」と心配していました。これは「乳頭混乱」と呼ばれる現象です。
でも、結論から言うとその心配は杞憂でした。
母乳実感の乳首は、赤ちゃんが大きく口を開けて深く咥える形状で、ママのおっぱいを飲むときの動きとほぼ同じ。妻が母乳をあげる時と僕が哺乳瓶でミルクをあげる時で、息子の飲み方に違いはありませんでした。
生後2ヶ月頃には日中は母乳メイン、夜間だけミルクという形に。母乳実感のおかげで妻が望んでいた「母乳育児」を諦めずに続けられました。
2.パパでも授乳でき、育児参加のハードルが下がった
哺乳瓶があれば、パパも授乳できる。この「自分も子育てをしている」という実感が、父親としての自信につながりました。
夜間授乳を妻と交代制にでき、妻が風邪で寝込んだ時は丸1日僕が育児を回せました。母乳実感は広口タイプで粉ミルクが入れやすく、初めての育児で不器用だった僕でもすぐに扱えるようになりました。
3.飲む量が見えるから安心
「今日は80ml飲めた」と数字で確認できることで、僕たちは安心できました。
1ヶ月健診で「体重増加が順調」と言われた時、妻と涙ぐみました。飲んだ量を記録していたおかげで、成長が数字で確認できたんです。
4.成長に合わせてサイズアップできる
乳首はSSサイズから3Lサイズまで全6種類。
僕たちは0ヶ月でSS、1ヶ月でS、3ヶ月でMサイズと成長に合わせて切り替えました。Sサイズで15分以上かかるようになった時、Mサイズに変えたら8分で飲めるようになりました。
5.デザインが可愛く、疲れた時の癒やし
クマ柄とツリー柄のプラスチック製を購入。夜中の授乳で疲れている時も「可愛い哺乳瓶で飲んでる姿」に癒やされました。「可愛い」って、育児において意外と大事な要素なんです。
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正直に伝えたい3つのデメリット

- 蓋が閉め方が悪いと漏れる
- 消毒・洗浄に手間がかかる
- ガラス製は外出時に重い
1.蓋が閉め方が悪いと漏れる
母乳実感の弱点は蓋の閉め方がシビアなこと。少しでも乳首部分の閉め方悪いと、ミルクが勢いよく漏れます。
夜中に急いでミルクを作り、蓋をきちんと確認せずにバッグに入れて、中がミルクまみれになったことも...。
対策
蓋を閉めた後に軽く振ってみて、漏れないか確認する習慣をつけること。これで失敗はほぼなくなりました。
2.消毒・洗浄に手間がかかる
新生児期は1日8回以上使うので、毎回洗って消毒するのが最初はしんどかったです。
私たちは、1日1回だけ消毒を行い、それ以外は、洗剤で洗うだけにしていました。
哺乳瓶は最低3本用意すると、「まとめて洗う」ことができて精神的に楽です。
3.ガラス製は外出時に重い
ガラス製は重くて割れるリスクもあります。哺乳瓶もそこそこの値段をしますし、長く使うものでもあるため、余計なリスクは払わないようにしていました。
結論
プラスチック製だけ用意するのがベストです。
サイズと種類の選び方

ボトルサイズは「月齢×飲む量」で決める
0〜1ヶ月:160ml(80mlはすぐサイズアウトするので非推奨) 1〜3ヶ月:160ml 3ヶ月以降:240ml
私たちは最終的に240を使うならと最初から240mlの哺乳瓶を買いました。
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乳首のサイズアップは「飲み方」を見て
サイズアップのサイン
- 10分以上かかる
- 途中で泣く
- むせる
息子はSサイズで15分以上かかるようになった時、Mサイズに変えたら8分で飲めるようになりました。
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ガラス製 vs プラスチック製
- 傷つきにくく長持ち
- 重くて割れやすい
- 軽くて割れない
- 傷がつきやすい
おすすめ:プラスチック3本です。
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洗い方・消毒のコツ

基本の洗い方
- 授乳後すぐ水で流す
- 専用ブラシで洗う
- すすいで乾燥
専用ブラシを使うと哺乳瓶が傷がつきにくく、細かい汚れがしっかり取れます。
電子レンジ消毒が時短
ピジョンの「電子レンジスチーム消毒器」なら5分で3本同時消毒完了。パパでも簡単です。
ただし、哺乳瓶よってレンジが使用不可の場合や、専用のものを使用しないといけない場合も・・・
時短のコツ
- 哺乳瓶3本以上で「こまめに洗う」
- 食洗機活用(乳首は手洗い推奨)
食洗機使えない場合もあるため、確認は必要です。
よくある質問
母乳実感はいつから使える?
生後0ヶ月(新生児)から使えます。
乳首の交換時期は?
2ヶ月を目安に交換。破れたらすぐ交換を。
電子レンジ消毒できる?
はい、ガラス製・プラスチック製ともに対応。
完全母乳でも使える?
はい、搾乳して哺乳瓶であげることもできます。
どこで買うのが安い?
ドラッグストア、通販でほぼ同価格。ポイント還元で通販がお得な場合も。
母乳実感を3ヶ月使った結論

買って良かった3つの理由
- 病院と同じメーカーを使うことで、子供が混乱せずにミルクを飲むことができる
- パパも授乳に参加でき、父親としての自信になった
- 飲んだ量が見えることで成長を確認できた
こんな人におすすめ
- 混合育児を考えている人
- パパも授乳に参加したい家庭
- 産院で母乳実感を使っていた人
最後に
母乳実感を使って学んだことは「完璧な育児なんてない」ということ。大切なのは、赤ちゃんが元気に育ち、ママとパパが笑顔でいられること。
もし哺乳瓶選びで悩んでいるなら、一度母乳実感を試してみてください。きっと、あなたの育児の助けになるはずです。
まとめ
母乳実感は、60年以上の研究から生まれた「赤ちゃんが自然に飲める」哺乳瓶です。
- 乳頭混乱が起きにくく母乳育児と併用しやすい
- パパも授乳でき育児参加できる
- 飲んだ量が見えるので安心
- サイズ展開が豊富
- 蓋が閉め方が悪いと漏れる
- 消毒・洗浄に手間がかかる
- ガラス製は外出時に重い
混合育児を考えているなら、母乳実感は最有力候補です。僕たち家族にとって、かけがえのない育児パートナーでした。
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